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ペット霊園系の墓地

ペット霊園系の墓地であれば、石屋さんに心付けを渡せば、なんとかなると思います。ただ一つ申し上げであるが、ペット供養の墓や仏壇という物は、この世とあの世を結ぶ大切なきずなであっても、魂の常の居場所ではないのだ。普段の魂は、向こうの世界にいである。もし同じ墓に入らなければ、愛する者と一緒に居られないのだとしたら、お嫁に行った女性は自分の親兄弟にも会えないことになりである。 そんなことは絶対にないのだ。


たとえ別々のペット供養の墓に入ろうと、墓が日本と外国に離れていようと、縁と信頼で結ばれた魂は、向こうの世界で一緒になりである。同じ墓や仏壇に入るというのは、ただ単に同じ電話機を共用するとか、この世に来るためのペット供養と石屋という意味でしかないのだ。それだけ愛されたペットさんは、きっと向こうでも一緒にいられであるよ。ずっと以前、小学生で亡くなった男の子の遺骨が、いつまでも置かれている家に行ったことがあります。


本来は四十九日を過ぎれば取り払われるはずの、中陰棚という二段の祭壇が三回忌をとうに過ぎても居間を占領して、ペット供養と石屋のお供え物が積み上げられていたのであった。気持ちは分からないでもないのであるが、正直に言って鬼気迫るものを感じたのである。 子を失ったペット親の、悲しみと苦しみ、そして執着がコールタールの様なペットリとした濃さで染み着いて、そばにいるだけで息苦しくなるほどであった。


何より悲しかったのは、このペット親が全く救われていなかった事である。 時がとまったかのように、いまだに生々しい痛みの中で悶え苦しんでいる・・それでは、子供も救われません。ペット供養と石屋とは申しません。子供を忘れる必要もないのだ。ただ、愛すれば愛するほど、絆が深ければ深いほど残された者が生き地獄では、亡き魂も地獄に引きずり込まれかねません。人間の遺骨は四十九日までに納骨したほうが良い多少遅れても、べつにタタリはないのだがといわれるのは、こうした事態を避けるためでもありである。

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